1. HOME > 
  2. 【一般的な各部の名称】 ピックアップ (ピックアップの仕組みと構造)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Special Contents

Regular Contents

【一般的な各部の名称】 ピックアップ (ピックアップの仕組みと構造)

ピックアップの仕組みと構造について

*

ピックアップ(以下PUと略す)の役割をひと口でいえば、“弦の振動を磁石とコイルを使って、電気信号に変える”ということになる。が、どこがどうなって、弦振動が電気信号に姿を変えるのか?
まず、“電磁誘導”という電気 現象を、理解することから始めよう。
図1を見てほしい。螺旋状の線は、導電性の材質で作られているコイルだ。この螺旋状の中に、永久磁石を出し入れする。そうすると、コイルにつないだ電流計の針が左右に動く。つまり電気が発生していることを示している。これが、電磁誘導作用だ。この時、磁石の両端(N極、S極)から磁力線が発生し、変化する磁界ができ上がる。この磁界に磁性体を置くと、コイルに流れる電流の量が変わる。つまり、その磁性体は、磁石、コイルと共に、磁気回路を形成したわけである。ただし、コイルに電流が流れる現象は、磁石が動いている時にだけ発生する。磁石が動くと、コイルを横切る磁力線の量が変化する。要は、コイルを横切る磁力線の量が変化しさえすれば、電力が発生するということなのだ

*

さて、この磁気回同路を存形成する磁性体が、ギター/ベースの “弦” だと考えてほしい(図2参照)。弦が振動するということは、永久磁石に近づいたり、遠ざかったりすることだ。つまり、弦の振幅により磁力線が乱される。磁力線が乱れるということは、コイルを横切る磁力線の数(磁束)が変化する ということである。その結果、磁化された弦が発生する磁界の量に、変化が現われる。弦が磁石に近づくほど磁界は強まり、磁石を取り巻くコイルに流れる電流の量は多くなる。弦が磁石から遠ざかれば、逆の現象が生まれる。以上のような原理により、弦の振動が電気信号に変換されるのだ。つまり、弦の振幅が大きければ大きいほど、電気信号の出力が大きくなるわけである。

 この時に得られる音色は、永久 磁石の磁力の強さや材質、コイルの材質や巻数、巻き方、そして、磁性体である弦そのものの材質や太さ、巻き方(例えばフラットワウンド、ラウンドワウンド、単線など)などで、大きく左右されるのだ。だから、ナイロン弦ではまるっきりダメ。また、磁力線が変化すれば起電力が発生するので、外部から飛び込んでくる磁力線の変化(ノイズなど)も、忠実に電気信号に変えてしまう。これもPUの性質なのだ。

 このように、磁気の変化により、コイルに発生する起電力を信号として取り出す方式を電磁変換方式という。エレキギター/ベースのPUは、ほとんどがこの方式を採用しているが、他にコンデンサータイプ、ピエゾ(圧電PU)方式、オプチカル方式などがある。電磁変換方式のPUが、なぜエレキギター/ベースに用いられるのか? まずいえることは変換効率がよいこと。つまり、出力が大きく電気信号としての取り扱いが簡単なのだ。また、構造が単純で要な振動をカットでき、ボディ、弦などのノイズ成分を拾いにくいということも長所としてあげることができる。

要チェック!エレキギター

DR-44WL

Band in a box

オープンスタジオ

Grec

SHARAさん

GEN2

楽器店を探す


楽器.comの新着楽器