1. HOME > 
  2. 【一般的な各部の名称】 ヘッド
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Special Contents

Regular Contents

【一般的な各部の名称】 ヘッド

ヘッドの種類

ヘッドはギターを印象づけるギターの顔というべき部分であるとともに、弦を一方から支えるペグが取り付けられている部位でもある。
一見演奏にあまり関係がなさそうに見えるが、ヘッドの形状や面積がギターの鳴りに及ぼす影響は少なくないため、デザインと機能性の両面を考えてデザインがなされている。
ペグの配置もメーカーごとに特色が見られ、代表的なものでは6個のペグを全て片側に並べたフェンダー・タイプや、左右対象に3個づつ並べたギブソン・タイプなどがある。フェンダー・タイプのヘッドは弦がネックと平行になっており、テンションはそれほど強くないが、1〜2弦だけをストリングス・ガイド(テンション・バーとも呼ばれる)で補っている。
ギプソン・タイプのヘッドはネックに対して弦に角度をもたせることで弦全体にテンションをかけているのが特徴だ。ヘッドのアングルも時代やモデルによって異なり、それによって演奏性も大きく変わってくる。例えば50年代のギブソン系は17度だったが、64〜65年頃に14度に変更されている。

フェンダー・タイプ

ヘッド正面(フェンダー・タイプ)

ギブソン・タイプ

ヘッド正面(ギブソン・タイプ)

ミュージックマン・タイプ

ヘッド正面(ミュージックマン・タイプ)

キラー・タイプ

ヘッド正面(キラー・タイプ)

フェンダー・リバースヘッドタイプ

ヘッド正面(フェンダー・リバースヘッド)


 

フェンダー・タイプはペグが片側に6個、レスポールは両側に3個ずつ付いているために、正面から見るとフェンダー・タイプのヘッドは弦がストレート、ギブソン・タイプのヘッドは弦が3本ずつ両側に広がっている。また弦の長さはフェンダー・タイプでは1弦が一番長く(後述のリバースヘッドは除く)、ギブソン・タイプでは3・4弦が一番長い。そのためにフェンダー・タイプでは弦のテンションを一定に保つために1〜2弦にストリングス・ガイドを設けている。またペグも全部片側に寄っているのでギブソン・タイプに比べて小さい傾向にある。なお、フェンダー・タイプではヘッド全体が左右逆になった(ペグがすべてヘッドの右側についている)リバースヘッドのモデルも発売されており、通常のモデルに比べ6弦の弾き心地が柔らかくなるのが特徴。
ブリッジからペグまで弦が一直線になるように配置された4:2のミュージックマン・タイプ、5:1のキラー・タイプなどもある。キラー・タイプの写真でナットと6弦ベグの間に見えるのがテンション・バーで。6弦すべてにテンションがかかるようになっている。

ヘッド側面 フェンダー・タイプ

ヘッド側面(フェンダー・タイプ)

ヘッド側面 ギブソンタイプ

ヘッド側面(ギブソン・タイプ)

フェンダー・タイプとギブソン・タイプのヘッド・スタイルの比較(側面)。フェンダー・タイプのヘッドはネックと平行になっており、ギブソン・タイプはネックに対して角度が付いている。このためレスポールでは6本の弦に一定のテンションがかかるが、フェンダー・タイプでは各弦のナット〜ストリングス・ポスト間の距離と角度が異なるため、テンションにバラツキが出てくる。それを解消するためにストリングス・ガイドが取り付けられているというわけだ。また構造的に見ると、フェンダー・タイプはネックとヘッドが1本の木でできているが、ギブソン・タイプのヘッドに角度がついているモデル(アングル・ヘッド)ではナックとヘッドが継ぎ木で作られているものもある。これはアングル・ヘッドを1本の木で製作するとコストがかかる上、折れやすくなってしまうためだ。なお、アングル・ヘッドの強度を上げるためにボリュートがつけられたモデルもある。
 

*

弾きやすく使いやすいギターの条件は?(ヘッド編)

極端な角度がついているものには注意

モデルによる特性もあるのだが、ギターを指板側から見たときに弦がブリッジ、ナット、ペグを通して直線に近い状態のものの方が、そうでないものに比べナット上での摩擦が少なくなるため、チューニングが狂いにくく安定しやすくなる傾向にある。また側面から(ギターを立って演奏する際の目線)から見たときに、ナット上で弦に極端な角度が付いているモデルには注意が必要。弦のテンションがきつくなるため、抑えやすさやチューニングの精度に関わってくるからだ。
そして、ペグを取り付けるうえではヘッドの面積も重要となる。面積があまり狭いとペグが互いに近寄ってしまい、チューニングの際に他のペグまでも動きかねない。ヘッドとテールピースが逆になり、ペグがボディのエンド側にあるヘッドレス・ギター(スタインバーガーなど)もあるが、調弦のしやすさということになるとヘッド部にペグがある普通のタイプのギターに1歩譲らざるを得ない。
万が一ヘッドにひびや割れが入っていると、音が伸びなかったり、音に微妙な変化が生じるため、すぐにリペアショップに持っていった方がよいだろう。
 



次のページ(ペグ)に進む>>

要チェック!エレキギター

DR-44WL

Band in a box

オープンスタジオ

Grec

SHARAさん

GEN2

楽器店を探す


楽器.comの新着楽器